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●出発にあたって [私家版]

出発日の4日前(土日除く)に渡米の話が降ってきた。行きたい!しかし、パスポートすらなかった私。
前回の海外旅行もはるか昔。とっくりに期限が切れていたばかりか、そのものすら捨ててしまっていたのでした(汗)。パスポートがないと合法的には出国できないし、帰ってもこれない(だろう)。困りました。しかし、どーしても行きたい。

話を頂いたのが金曜日の夜。土・日はパスポートセンターも閉鎖。そこで、月曜日の朝一番にパスポートの申請をし、事情を話して、出発日である金曜日の午後には手元に頂けるようにお願いすることを目論見ました。

パスポートの申請に必要なものはイロイロあります。私は現住所と本籍地が違いますので、二つの役所に行って、それぞれ「住民票の写(本籍の記載が必要)」と「戸籍謄本(抄本)」を一通づつ用意しなければなりません。しかも、「写真」がいる。「申請書」には直筆でないとダメな箇所もある。そこで、休日の間に写真を撮り、月曜日の朝一から役所に行って書類をそろえ、午前中のうちに、パスポートセンターにて申請したのでした。

申請時には、一応は法学部卒の私(関係ないか・・)。通常は「申請から受領まで約7日から10日かかります(土・日・休日を除く)。」との文言をインターネットで既に見ており、しかも、友人達にそんなに早くは受領できないことを聞いていたため、「どーーーしても早くに必要なのでお願いします」ということを書いた文書を、申請書類に併せて提出したのでございました。

ここからが大変デシタ。
まず、「旅券(パスポート)の早期作成願」という申請手続が(一応は)存在していることを、旅券事務所の担当が教えてくださったのです。これによって早期願を申請すれば、早ければ3〜4日でパスポートが作成され、それを受領することができるとのこと。(これこれこれこれ!!これじゃないと間にあわへんやん!)しかし、早期願が妥当であることを立証するための証拠が必要になります。しかも、提出した後には外務省の審査にかけるとのこと。これに通るとは限らない、らしい。

このことを教えてくださったのが、当日午後2時くらい。そこから、書類の作成と必要書類の取り寄せを関係各所にお願いし、それぞれの担当の方が用意をしてくださって、とりあえず(実は他所に居た)私のところにFAX。そこから私が旅券事務所にFAX。ようやく、締め切りの当日午後5時半に間に合わせることができました。そこから1時間ほどして担当の方から連絡があり、翌日・火曜日の夕方には審査の結果が分かるので、お待ち下さい、とのこと。なんて長い1日だったでしょう!

そこから、ようやくトランクをひっぱりだすことができました(^^ゞ 
出発当日の朝一、旅券事務所に、必要書類の原本をすべて揃えて提出し、これと引き替えに、(メモ帳のようにどうしても見える)パスポートをようやく手にすることができました。

(またまた)結果オーライですけれども、この申請手続は、これだけで(私だけではなく、関係者皆が)かなり疲れました。皆様、本当に有り難うございました。

教訓:パスポートは早くとっておいた方がいいデス。そして、有効期限にもお気をつけ下さいマセ (^_^)P


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