You are here: 安楽死の方法 < 安楽死 < 資料 < 動物の権利 < 楼猫


last update 18 August 1998

安楽死の方法一覧


方法
安全性
安楽度
効き目の速度
効率
費用
評価:小動物
評価:大動物

エーテル

危険(可燃物・爆発物)

中(密室)

緩慢

投与が十分であれば高い

安価

小動物種のみ○

×

亜酸化窒素

中位(長期間の照射は有害)

中(密室)

迅速(100%近い高濃度)

投与が十分であれば高い

安価

小動物種のみ○

これのみでは×

Fluoranes

中位(長時間作用照射は有害)

中(密室)

兆候は迅速(Methoxyfluoraneは除く)

投与が十分であれば高い

かなり高額
×

シアン化水素

非常に危険

低(気密室)

迅速
安価
×
×

一酸化炭素

非常に危険で検出困難

低(気密室)

適度に迅速

安価だが設備費が高額

設備が整った場合は○

設備が整った場合は○

二酸化炭素

安全

中(密室・閉じた場所)

適度に迅速

安価

小動物種には○

屠殺前に気絶させるためとしては○。その後に放血などを行う

バルビツール

安全

高(適切な訓練の上で)

迅速(特にi/vの場合)

比較的安価

最初の選択◎

○だが、不経済

T61

安全

高(詳細かつ専門的な訓練必要)

迅速
高額

抱水クロラール化合物

安全

高(動物の適切な保定が可能であることが必要)

迅速
安価

硝酸塩マグネシウム・塩化カリウム

安全

中(動物に麻酔をかけておかなければならない)

迅速
安価

麻酔をかけた動物にのみ○

麻酔をかけが動物にのみ○

ストリキニーネ・クラーリフォーム

とても危険

    

 

 

 

×××
×××

家畜銃 《内挿された打撃棒を発射して動物を気絶させる; 屠殺前に用いる》

安全

高(適切な訓練の上で

かなり迅速

安価
犬には○

最初の選択◎

Free bullet

低(詳細な訓練が必要)

かなり迅速

安価

社会が危険にさらされた場合の最後の手段としてのみ○

感電

危険

低(高水準の設備保守が必要)

評価不可能

評価不可能

安価だが設備費が高額

電流を脳に流す場合のみ○

屠殺前に気絶させるためとしては○。その後に放血などを行う

 
上記の一覧は、RSPCAの資料である、J. M. Phillips, Chief Veterinary Officer, 'ANIMAL EUTHANASIA' (p.11-13)を和訳したものです。訳責は作成者である長尾亜紀にあります。ご意見・ご感想・間違い等のご指摘などは、*こちら*までメールでお願いいたします。資料を提供してくださった、ARKのElizabeth Oliver 氏にこの場を借りて改めてお礼申し上げます。

You are here: 安楽死の方法 < 安楽死 < 資料 < 動物の権利 < 楼猫


メールはこちら


(C)nagaoaki