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last update 08 April 1999

<「自然の権利」福岡集会>


奄美「自然の権利」からのメール(1999.04.08)を転載いたします。

---------------------ここより---------------------

あつまれ!!

奄美「自然の権利」訴訟

検証を成功させるぞ!!福岡集会

 

4月13日(火)

福岡市立中央市民センター

福岡市中央区赤坂2丁目5番8号 電話:714-5521

国体道路警固町バス停、赤坂門バス停または地下鉄赤坂門下車

 

奄美「自然の権利」訴訟事務局長・「自然の権利」基金事務局  

篭橋 隆明弁護士の講演

 

講演内容:

「自然の権利」ってなんだろう?

     論争と証拠によってはじめて自然は保護されていく「自然の権利」裁判はどうなっているんだろう?

     奄美「自然の権利」裁判の経過説明

全国的な動きはどうなっているんだろう

   日本における「自然の権利」運動の報告

 

 主催:奄美「自然の権利」訴訟を支援する会・福岡

 連絡先:でんわ 092-691-7723 FAX 092-691-7724  瓜生まで

 お問い合わせ:「自然の権利」基金事務局

        名古屋市中区大須4-16-16 第二記念橋ビル303 

         篭橋 隆明 052-238-1457

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

※ 転載自由

 

奄美「自然の権利」訴訟

検証を成功させるぞ通信

是非ともカンパをお願いします。

検証:裁判官が現場を見る手続き

 

奄美「自然の権利」訴訟はアマミノクロウサギ、アマミヤマシギ、オオトラツグミ、ルリカケスの4種の野生生物を原告として表示して裁判を提起しました。この野生生物原告の表示には裁判所も困ったらしく、クロウサギの住所と名前を明らかにしろいいだししたり、アマミノクロウサギを裁判所に呼び出したり変なことがいっぱいあり、とてもおもしろい裁判となりました。鹿児島の支援も徐々に広がり、毎回多くの傍聴人で埋めていただいています。

もちろん、動物だけが原告ではありません。野生生物と並んで人間たち、奄美大島の人々も原告として並びました。野生生物と人とがともに手を携えて開発を進める県を相手にしたわけです。奄美大島は鹿児島から遠く離れ、飛行機でも1時間弱かかりますし、船で行けば一晩かかります。そんな中でも、奄美大島の原告のみなさんは3年ほどこの裁判を戦っているのです。多くの運動がそうですが、持続的に運動を進めることはとても難しく、奄美も例外ではありませんでした。リーダーたちの苦労は私たちはよく知っています。今回の検証はこれまで、奄美の自然を愛し、「自然の権利」訴訟を守ってきた原告(人)や、それを支えてきた人々の献身的な努力をまとめあげる裁判中の最大の手続きとなります。

物言わぬ野生生物のために多くの自然保護運動が展開されてきました。「自然の権利」は自然がこれまで形作ってきた相互の関係、人も含めた相互の関係をまもり、そのために何が一番よいか考えようと言う思想でもあります。人が水にもぐれば、水面で見るよりはより魚に近づいた視点見ることができます。魚たちにとって何が一番よいか、何をやってはいけないかはそうした魚の立場に立つことで徐々に分かってくることです。こうしたエコロジーの考えを裁判や行政の制度に取り入れようと言うのが「自然の権利」に他なりません。

 

私たちは今回の検証により奄美の美しさや、危機の状況を裁判所に見せ、事実がつきつける重みによって説得したいと思います。検証では、裁判官3名の費用、2名ないし3名ほどの職員の費用、弁護団の費用、船、自動車などのチャーター代、下見のために奄美大島にわたるための交通費、宿泊代などおそらく総額で100万円ほどかかる見込みです。現在全国各地でカンパが集められつつあります。是非とも、検証のためのカンパをお願いいたします。

 

(振込先) 郵便振替口座00890-6-126708

       口座名称 アマミノクロウサギ

 

検証は 4月30日 奄美大島住用村にて午前10時ころから実施

検証当日は奄美大島で歌、講演など様々なイベントを行います。

検証翌日は奄美の文化、自然を知るコースをつくり、奄美を知るための企画を用意しています。

 

              奄美「自然の権利」訴訟事務局長

                弁護士  籠橋隆明

 

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