1999年11月8日〜14日
[追記 12:20]
miniMusic NotePad というソフトの概要については、はじめさんの「Hajime's Palm!」(http://www.ne.jp/asahi/hajime-n/home/palm.html")にわかりやすい紹介記事がありますので、あわせてご参照ください(「Backnumber」8/31の記事)。
MIDIシーケンサにもなる楽譜ソフト miniMusic NotePad ver.1.0 がリリースされました(PalmGear H.Q.、Palmware-ML:2632)。早速、ダウンロードしてみましたが、すごいことになっています。特に4パート同時再生は、Palmでは画期的なことではないでしょうか。
[三連符]
三連符が書けるようになりました。
[楽譜のスクロール]
書き上げた楽譜を再生すると、リアルタイムで楽譜がスクロールします。(要Palm OS 3.0以上、このソフト自体は OS 2.0 でも動作します)。
[四声体]
四声体の楽譜(要するに和音)を作成、表示、再生できます。4パート同時再生のためには外部音源が必要ですが、四声体楽譜を書くことは、Palm単体でもできます。作者のサイト(http://www.5thwall.com/minimusic/)のスクリーンショットをご参照ください。ピアノロール表示では、4つのパートはグレースケールで描き分けられ、見やすくなっています。
[MIDIシーケンス機能]
MIDIシーケンス機能が強化されています。シリアル経由で外部音源に接続すると、先述の4パート同時再生が可能になるわけですが、この場合、パートごとに MIDIチャンネル、楽器、Play/Mute を切り替えることができます。ですから、例えば、第1パートをクラリネットのメロディ、第2〜4パートをピアノの伴奏と指定してMIDI演奏することもできます。ループ再生もできますから、ハイハット+スネアドラム+タム+バスドラムでリズムパターンを繰り替えすなんていうこともできると思います。音源をお持ちならば、DTM 入門第1歩として、いいのではないでしょうか。(私自身が、まさにMIDI初心者なので、ここから勉強しはじめようと思っています。)
その他、詳細は miniMusic NotePad ver.1.0 や PalmGear H.Q. でご確認ください。(デモ版は古いままなので、上記の新機能をソフト購入前に試せないのは残念ですが...。)
マニュアルには、Uncomming features に、データのインポート・エクスポート(PC上でのMIDIファイル互換になると嬉しいですね)、データのIR転送、「歌詞or強弱の表示」などが挙がっています。これまでも、miniMusic は確実に予定を実現してきているので、とても期待してしまいます。そしてもちろん現状でも、相当に使えるツールになっていると私は思います。(モバイル音源としては、作者サイト の resources での紹介されていますが、YAMAHA の MU-15 が、なかなか、よさそうです。)
私はもちろんパーム航空へ一票を投じました。→「 Web of the Year 1999」(以前にひとこと書いただけだったのに、機長さん、かえって恐縮です。好結果を信じております!)
平成11年11月11日に、11PMの11回忌...。なるほど、皆さん、いろいろ考えるものです。
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(↑記憶で書いているので、音が少し違っているかもしれません。)
私の移動経路では、最近、急速に ICカード公衆電話が目に付くようになりました。大阪北摂の人間なので、阪急電車各駅に設置された印象が強いのかもしれません。ここは、データの赤外線転送が面白くなってきたことでもあり、赤外線ポートでのメール受信を試してみました。
結局、設定は、話題の携帯電話 NM207 を使う場合と同じでいいようです。IC 公衆電話の設定、と明記した記述を見つけられなかったので、NM207 用の設定を準備して、試しにこれでやってみたら、あっさりつながりました。具体的には、WPJc3(Palm OS3.1)ですが、IBM の赤外線関連ライブラリを削除して、3Comの irenhance を入れました。(Muchy's Palmware Reviewの irenhance のページの丁寧な説明に従ってやりました。)
あとは、新たにできた環境設定の「Serial/IR」で「IR」を選び、
「モデム」のパネルで、私には呪文のようにしか思えない設定...。
モデム:▼カスタム
フロー制御:▼オフ
コマンド:ATS100=1
そして、「ネットワーク」から「接続」! 電話の前にワークパッドをかざしていると、確かにつながるではないですか(Nifty の HyperRoad と、このサイトのサーバのある 3web で確認)。
...でも、ちょっと恥ずかしいような後ろめたいような気持ち。こうして手順を反芻していても、結局、何がどうなってるのか、当人は、いまひとつよくわかっていないです。「はじめてのおつかい」状態。とりあえず、つながったから良しとしましょう。
人混みの中での手かざしという異形にはなりますが、モデムを取り出し、モジュラージャックをつないで...というのに比べれば、断然すっきりした手順。私の場合、そうそう外で火急のメールを受け取り、返事を書くことはなさそうですが、もし、必要が生じたときに、ワークパッド本体さえあればいいというのは、便利だと思います。
それから、こうして成功してからだと整然と書けますが、作業中は、それなりに不安なもの。とくに、町中の公衆電話でいきなり本番では、周囲の視線もあって設定をミスしたりしますから、NM207 などでリハーサルしておかれるほうが、よいと思います。私は、携帯電話を持っていないので、ソフトIRモデム for Windows98 であらかじめ動作を確認しました。(赤外線ポート(と普通のモデム)のある PC に IrDA 対応電話のふりをさせるソフトです、Windows95でも動きました。)
それぞれ、どんなお話が、ご存じですか?
(キングレコード「ミッフィーのクラシックの森〜ことばのないものがたり」所収)
♪ロッシーニ オペラ「ウイリアム・テル」序曲♪
♪ムソルグスキー 交響詩「禿げ山の一夜」♪
♪ウェーバー ロンド「舞踏への勧誘」♪
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GTrainer ver.1 というソフトがリリースされています。ランダムに音程が出題されるので、該当するギターのフレット上のポジションを答えるというものです。対話形式(?)というのが面白いと思います。
CD を買いに行くと、クラシックコーナーの入り口に、こういう名前のシリーズものCDが展示してありました(キングレコード、KICC8950-60)。人気キャラクターのクラシックCDというのは、ありそうでなかったような気がします。選曲は、まさにクラシック入門。
♪グリーグ 「ペールギュント」より「朝」♪……「おはようミッフィー」所収
♪ショパン 前奏曲イ長調♪……「おやすみミッフィー」所収。胃薬のCMでおなじみのピアノ曲です。
オリジナル曲は、CD でどうぞ。
最近、パスタのCMで、このメロディが流れていますね。昔、NHK-FM のクラシック番組のエンディングテーマに使われていたのが懐かしいです。
♪レスピーギ アリア(リュートのための古代舞曲とアリアより♪
また、JAL はゴージャスな編曲で「美しく青きドナウ」を使用。
(D F A) |A3- |A3- |A z
abc フォーマットのタイとスラーの書き方の練習を兼ねて、楽譜にしてみました。2音の場合は「-」でつなげる、3音以上の場合は「( )」で囲めばいいようです。これも簡単、わかりやすい。
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