共住懇・防災のまちづくりシンポジウム
「生死を分ける20秒」〜耐震住宅があなたと家族を守る〜
20秒というのは、大地震の際に重要な意味をもちます。阪神大地震のケースで
は、犠牲者の9割近くは、揺れが始まってから最初の20秒の間に、建物や家具の
下敷きとなって亡くなっています。この20秒の間、人は飛ばされて床を転げるば
かりで何もできません。これは建物の補修や補強などの事前の対策が、人的被害
の軽減において何よりも重要であること示しています。
本シンポジウムは、事前の耐震補強が行政サイドにも住民サイドにもいかにメ
リットがあるかを解説し、行政の施策としてどのような方法で耐震補強を促すか
を政策提案します。
この大久保・百人町地域には、多くの外国出身者が暮らしていますが、地震の
経験・知識のあまり無い方にも是非お越しいただき、生き延びるために必要な情
報を得ていただきたいと思います。
■日時:8月30日(土)13:30〜17:00(開場13:00)
■場所:大久保地域センター 多目的ホール
■参加費:1000円 (高校生以下無料)
■プログラム
13:30〜13:40 開会挨拶 山本重幸
第1部
13:40〜14:25 基調講演「地震対策のあり方」 目黒公郎 氏
(地球のどこかで地震が起きた場合は急遽取りやめになります。予めご了承ください。)
14:25〜15:10 基調講演「20秒の揺れをどうしのぐか」宮西悠司 氏
15:10〜15:20 休憩
第2部
15:20〜16:50 パネルディスカッション
〜17:00 終了
■講演者
目黒公郎氏 東京大学生産技術研究所都市基盤安全工学国際研究センター助教授
都市震災軽減工学/工学博士
中央防災会議専門委員、政府・自治体の各種防災専門委員を
務める
宮西悠司氏 まちづくりプランナー。神戸・地域問題研究所を主宰。
住民主導型のまちづくりを提唱。
平成14年度日本都市計画学会・石川賞受賞
(神戸市真野地区のまちづくりの実践が評価される)
■パネラー
安井潤一郎氏 NPO法人東京いのちのポータルサイト 理事長
森田忠幸氏 新大久保商店街振興組合 理事長
金 熙錫氏 在日本韓国人連合会 会長
中山弘子氏 新宿区 区長
■司会
山本重幸 共住懇 代表
■主催 共住懇
共催 多文化探検隊実行委員会
後援 新宿区危機管理室
協力団体 在日本韓国人連合会、NPO法人ミッターファンデイション
協賛 新宿法人会大久保第1支部・大久保第2支部、木の建築設計
* 申込み・お問い合わせは、共住懇まで。
お問い合わせ/E-mail:kyojukon@ngy.3web.ne.jp